世界で猛威を振るっているコロナウイルス。

日本だけではなく世界がパニックになっていて、日々の手洗い・うがいといった基本的な対策が呼びかけられています。

手指消毒といえばアルコール消毒液がまず思い浮かぶと思いますが、菌に対抗するには70%以上の純度が必要となってきます。

しかし、70%以上のアルコールは一般的には流通があまりなく、50〜60%のアルコール製品が出回っていると思います。4月以降の現在ではアルコール製品も成分が何が入っているかわからないものもあり買ってはみたものの揮発するだけの液だったということがあります。

アルコールは揮発するから手指消毒には安全だという認識を持つ方も少なくありませんが、アルコールは使っているうちに脂分を破壊してしまいそこから手荒れなどを起こし、ウイルスが侵入してしまう恐れがあります。

アルコールは、表皮上の消毒には適していますが指と指の間のシワに浸透する頃には揮発してしまって手指消毒というより表面消毒になってしまいます。すなわちアルコール消毒は万能とはいえないのです。

そこで、消毒効果があるものとして次亜塩素酸水が登場したわけです。次亜塩素酸水はウイルスにも強くコロナウイルスを死滅させる効果が研究の結果出ています。

北里環境科学センター 食塩水の電気分解で得られる中性の電解水が、コロナウイルスを効果的に死滅させることを確かめた。この電解水は消毒用アルコールや塩素系消毒剤に比べ皮膚などへの刺激が少ないのが特徴。新型コロナウイルス感染症予防の手洗いや医療施設の屋内噴霧用などに使えるという。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO5887074008052020TJM000/?n_cid=SNSTW005

次亜塩素酸水はその安全性から最近注目されるようになった除菌水ですが、アルコールを使っている皆さんはアルコールよりも効果がないと思いがちです。

しかし、アルコールでは殺菌できないノロウイルスを次亜塩素酸水は殺菌してしまう力を持っています。

そして、コロナウイルスにも有効な除菌水として現在では次亜塩素酸水を取り入れている方も増えています。

次亜塩素酸水の強みは次のようなことがあります。

  1. 強力な殺菌力
  2. 誰もが使える安全性
  3. 安価で経費を節約できる
  4. 耐性菌をできなくする
  5. 環境にやさしい

強力な殺菌力

次亜塩素酸水はあらゆる菌、ウイルスに対し高い抗菌性、杭ウイルス性を持っている。

O-157やインフルエンザ、ノロウイルスなどに効果があり、試験結果ではやく10秒で不活化し殺菌する即効性を持っています。

セレウス菌やボツリヌス菌といった熱に強い食中毒菌も殺菌できるため、アルコールでは対処できない強力な殺菌力を次亜塩素酸水で解決できるのです。

誰もが使える安全性

アルコール消毒のように表皮の脂を取ってしまい手荒れをすることがなく、万が一体内に入ってしまった場合でも次亜塩素酸水は残留性がないため、小さなお子さんのいるご家庭やペットなどのいるお部屋でも使える除菌水になっています。

安価で経費を節約できる

次亜塩素酸水は製造する機械は高価ですが、メンテナンスなどをしっかり行っていれば故障するリスクもあまりありません。そのため継続的に製造していれば製造コストもそれほど高くありません。

そして、購入するお客様に販売コストをかけないようにすれば購入価格も高くなることはありませんし高価なパッケージに入れて販売しなくても販売価格は抑えることができるでしょう。

耐性菌をできなくする

抗生物質や殺菌剤などは耐性菌を作ってしまう恐れがありますが、次亜塩素酸水(電解水)ではそのような心配がありません。

環境にやさしい

次亜塩素酸水は除菌すると水に戻ります。そのため特別な処置を行う必要がなく下水へ流しても環境を破壊することはありません。

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは違うもの

まちがい

電解によって作られている次亜塩素酸水と、一般的に売られている次亜塩素酸ナトリウムは名前が似ているだけで別のものになります。

ツイッターなどでは次亜塩素酸水は空間噴霧に危険だと言われておりますが、それは次亜塩素酸ナトリウムを薄く希釈したものを加湿器に入れて噴霧することが危険ということです。

次亜塩素酸水は除菌すれば水に戻ります。呼吸困難になることもありません。

しかし、もう一方の次亜塩素酸ナトリウムで作った除菌液は「臭素酸」という発がん性物質が入っています。

コロナウイルスが猛威を振るっている最中、行政もパニックになってよく調べずに〇〇ハイターで消毒液の作り方などと広報で知らせていましたが、一般的なナトリウムには臭素酸という危険な化学物質が含まれていることを伝えていかなければなりません。

臭素酸のマウス試験参考:https://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc3_kagaku_osen_bromacid_200925.pdf

アルコールがなくても困らない理由

消毒液

上記の事柄を受けて、今までアルコールに頼ってきた方がほとんどだと思いますがそれは果たしてコロナウイルスやノロウイルスといった強力なウイルスを殺菌できる消毒液なのかということがわかったと思います。

アルコールがなくても、日本製の次亜塩素酸水があります。日本で開発された除菌液はもっと世界に知ってほしいとさえ思っておりますが、世界では次亜塩素酸水はアルコールよりも使われているそうです。

むしろ、日本がアルコールばかりになっていたのかもしれません。

コロナウイルスが出てきた昨今で救世主となりうるのが次亜塩素酸水ならば、アルコールがなくても困る必要はないと思います。